どこでくらすも

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父の転院先を考える (3)

敗血症の父の容体はかなり落ち着いてきたが、体力が著しく低下してスムーズに歩く事が困難になっていた。

 

まずは歩行のリハビリ。

そしてオムツからトイレのトレーニング。

ここは急性期の病院。ゆっくりじっくり体力の回復は待っていられないようだ。

少々荒っぽい感じはしたけど、担当の看護師さんにすべてをお任せした。

 

その頃私は、週末は新幹線で帰省しては入院先に父の様子を見に行った。

平日は働き、週末は長距離を往復し、かなり疲れていた。

でも、お正月を病室で迎えた父に、黒豆やお煮しめを差し入れすると少し食べてくれたり、普段会えない親戚のお見舞いに笑顔になっている父を見ると嬉しかった。

 

入院から3週間過ぎた頃、病院内の地域連携センターの方に呼ばれた。

そろそろ退院しなければならない様だった。

父母共に高齢、私は同居していないという事で、その配慮から長く父を入院させてもらっているようだった。

 

「お父様は頑張っていらっしゃるけどこのまま家に帰るのはかなり厳しいです。

お母様もお年なので、お世話が大変でしょう。」と。

ここの病院を出て、リハビリ病院のようなところに転院して、もう少し回復してから

自宅に帰ることを提案された。

 このような施設を老健というそうだ。

自分なりに色々調べて、そして遠方からの介護が出来るのか検討し始めた。

 

そうそう、

その頃WEBページを開くと介護施設や介護用品やら何やらの広告がつきまとって、気分が下がった・・・⤵ 

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      ☝ その頃の私の頭の中